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ほんこい(3)安治川

本カフェ信夫山文庫の司書ブン子の、本にまつわるショートエッセイ[ほんこい]。

今回は「安治川」という本の話ではなく、「安治川」でシンクロした話です。いやいや川でブン子が(旧)シンクロナイズドスイミングをした訳ではございません。不思議な偶然の一致が3度重なったというシンクロニシティなお話です。

 読後の余韻が後を引き、読みごたえのある宮本輝の著書。『骸骨ビルの庭(上下)』(講談社文庫)『避暑地の猫』(同)を立て続けに読んだ。次は彼の原点に戻って『螢川』(角川文庫)を再読しようと最初のページをめくり読み始めた時、目に入ったのが「安治川(あじかわ)」。大阪湾に流れ込む川のようだ。
 あれっ、安治川、安治川、最近どこかで見たことがあるような...。あった! 貫井徳郎著『微笑む人』(実業の日本社)の最初のページに「安治川」が出てくる。溺死に見せかけた殺人事件が起きた川だ。場所は神奈川県相模原市。『螢川』を読むのをちょっと中断。早速ふたつの「安治川」を地図で探してみた。当方、本は読めるが地図を読めない女である。それでも大阪の「安治川」はすぐに見つかった。相模原の「安治川」は見つからない。探し方がまずいのか、地図にも載らない山中の小さな支流なのか、それとも小説の中だけの架空の川なのか? もし架空の川ならば、著者はなぜ「安治川」と名付けたのか。フムフム。想像力がはたらく。
 その日の夕刻テレビを見ていたら、今週末から始まる大相撲秋場所の話題をやっていた。今場所の注目力士の練習風景。引退した安美錦が胸を貸している。テレビのアナウンサーが「元関脇の安美錦、今は安治川親方ですねー」。はあっ、今何て言った!?「安治川」親方...。きたーっ!!、3度目の安治川だ。

ということで、ブン子の安治川つながりいかがでしたか。4度目は無い...と思う。さて、読みかけの『螢川』を読み進めましょうかね。


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by sinobuyamabunko | 2019-09-08 15:17 | ほんこい | Comments(0)